[01385]病院/カウンセリングで治る人、治らない人 返信 削除
投稿者:z
投稿日時:2017/09/03 18:04:18
BPDに苦しめられている家族にとって、
病院やカウンセリングにさえ行ってくれれば、何とか治るかもしれない。
と希望を持って耐えている方がほとんどと思います。
実際、私もそうでした。しかし、今は、この人は一生無理だと断定しています。
では、治る人と治らない人とは、どこがどう違うのか?について、
主観的ではありますが、自分の経験に基づいて書きたいと思います。
(中略)
最終手段をとりました。大学病院です。
会社の産業医には何年も前から相談してましたので、
ようやく紹介状を書いてもらい、本人自身が大学病院に連れていってくれと言い出したときに、その言葉を信じて、仕事を休み、予約を取りに行きました。私にとっては、最後のカードでした。
数日後の診察当日、若い女の先生が予備診察をして彼女からの話を聞き、私も最初の数分だけ診察室でつきあいました。
彼女の第一声はなんと「私はここに来たくなかったが、夫が強制的に連れてきた。来なければ暴力を振るわれるから」でした。
おいおい、数日前と言ってることが違うじゃないか!
と腹立たしくなりましたが、精神科の先生が騙されるはずはない
と思い、信じて外で待ってました。
予備診が終わり、本診察が始まりました。対応してくれたのは、その大学病院精神科の科長の先生。一番偉い教授の先生でした。そして診察結果は、
彼女には医学的な治療は必要無いと判断する。
相談があれば、公的な相談所に行くべし。
結局、薬もカウンセリングも無しに終わりました。
あまりの失望さに言葉を失いました。
激怒したときに包丁を持ったり、薬の服用をしたり、
テッシュにライターをつけるような危険な行為をする人に、
「医学的な治療は必要ない」。
後から、若い女の先生に聞いたら、
DVをしたのは、夫の方だ。とのこと。
おいおい、DVをした夫が仕事を休んで診察に付き合うか? と思いましたが、結局は、有名大学病院の教授が、BPD妻に騙されたのでありました。
病院の診察というのは、せいぜい20分程度です。
BPDはその時間、嘘八百ついて全力で自分を防御します。実は、妻は博士号を持っており、かなりスマートで、それだけにプライドがとても高い。
そういう人は、病院やカウンセリングに行っても治らない。と悟りました。
では、治る可能性がある人とは、どういう方なのか?
やはり、自分自身で病気であることを認め、そして自分自身で病院やカウンセリングに予約し、自分自身で足を運び努力する人でしょう。
そういう人であれば、自然とサポートしてくれる人が増え、病気を克服し、幸せな人生がおくれるのだと思います。
この高機能型BPDの女性は、大学病院の精神科教授にすら、自分の症状を誤魔化しおおせてしまったようだ。
結局、本人が病気を認め、直そうと思わない限りはいくら家族やパートナーが懸命になっても困難。このことはあちこちで指摘されているようだ。