冬はひなたぼっこ

先日不安定になり持ち直しかけておられた方、またツイッターの画像が無地っぽいものに換えられ、ハンドルが記号1文字になり、鍵アカウントになっていた。

不安定が続く。

日照時間が減り、うつと密接と考えられている神経伝達物質のセロトニンが減るので、うつが出やすい季節でもあるし。季節性うつだ。

一層日照が少なくなる北欧や北米の高緯度地域に住む知り合いの女性は、冬はメンタルがつらいと言っていた。

以前の職場では、男性で冬になるとうつが出る人もいたし、例の豹変した女性も12月に入って不安定になっていた。

北欧は自殺率が高いのも季節性うつのせいという。

女性は元々セロトニン合成量が少なく、うつになりやすい。

たっぷり日を浴び、夜や起きてからなるべく明るくして過ごす方がセロトニン合成が促進される。

冬に調子が悪い方は心がけるといい。

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眠りの質のこだわって、夜は部屋を調光して暗くしている人がいたけれど、その人には季節性うつの疑いがあった。
「自然状態崇拝」みたいなものがよの中にはあるけれど、自然状態が至上である訳ではない。自然に有害なものはいくらでもある。

PTSDを軽くする

先日投稿した、アカウント放棄状態になってしまった方は、状態がやや上向いたようで、再度ツイートをはじめ、プロフィール画像なども真っ暗な、何かが写っているが判別しがたいものから、以前のものに戻している。

精神を患われている方は、何かのきっかけで不安に襲われたり混乱したり、怒りや悲しみなどの感情の嵐に見舞われたりすることがあるようだ。

そのきっかけはごく些細なことや自分自身の妄想であることもあり、BPDはそういう事が起こりやすいようだ。トラウマとなったことを生々しき想起するPTSDのフラッシュバックも、何気ないきっかけでも突然起きてしまうようだ。

こうした方自身も、それを支える人も、本当につらく苦しい思いをすることになる。

以下、Royal College of Psychiatrists PTSDの項からの引用。

どうしたらPTSDを軽くできますか?

本人ができること

したほうがいいこと
・できるだけ普段どおりに過ごす
・普段の生活に戻る
・信頼できる人に外傷体験について話してみる
・リラックスするためのエクササイズをやってみる
・仕事に復帰する
・規則正しい食事と運動を心がける
・外傷体験をした場所へもう一度行く
・家族や友人と共に過ごす
・集中力が低下しているので運転には気をつける
・事故を起こしやすいのでいつも注意して行動する
・医師に相談する
・回復すると信じる

しないほうがいいこと
・自分を責める – PTSDの症状は精神的な弱さを意味するものではありません。恐ろしい体験に対する正常な反応であり、誰にでも起こりうる症状です
・感情を抑えこむ。PTSDは治療がうまくいくことが多いので、症状を自分ひとりで抱え込まないようにしましょう
・外傷体験の話を避ける
・当時の記憶がすぐになくなると期待する: 記憶はしばらくの間、続くことが考えられます
・自分に期待しすぎる。外傷体験に適応している間は、気楽に過ごしましょう
・人を避ける
・アルコールやコーヒー、タバコ等を過剰に摂る
・過労になる
・食事を抜く
・ひとりで休暇を過ごす

回復を妨げる要因はなんですか?
他の人たちが外傷体験を経験したあなたに対して、以下のような行動をとるかもしれません:
・外傷体験の話をさせない
・あなたを避ける
・怒り出す
・精神的に弱いとみなす
・あなたのことを責める

彼らは自分が、恐ろしくぞっとするような体験について考えずにすむよう、保身のために上記のような行動をするのです。しかし、これでは外傷体験者にとってなんの助けにもなりません。外傷体験を話すことはただでさえ困難であるのに、これでは話すことで乗り越える機会をなくしてしまいます。

外傷体験によって、当人は放心状態になり、その状況を現実とは思えないような混乱したものだと感じます。しかし、当時の出来事を思い出せず、言葉で表現できず、また理解できないままでは外傷体験に適応するのは困難です。

Royal College of Psychiatrists
(心的)外傷後ストレス障害Post Traumatic Stress Disorder(PTSD)

ある方のメンタル状態悪化

ツイッターでフォローをしていた方が、急激にメンタル状態を悪化させ、事実上アカウント放棄状態になってしまった。

PTSDと解離性症状があり、幼い頃に起きた目前での友人の事故死、近親者や他人からのレイプなど、過酷な過去を背負っておられた。

とても前向きに活動されていたのに、何がきっかけだったのかわからないが、心を閉じてしまわれた。最後に残された、自分を責めるいくつものツイートに心が痛む。過酷な過去は、決して本人のせいではないのに。

知性と聡明さがあり、自分を客観視できる人は比較的メンタルの問題も改善しやすい傾向があるように思っていたのだけれど、実際はそう簡単ではないと思い知らされた。特に幼い頃に負った心の傷は、やはり一生の問題になる。それをどの程度現実に適応させて生きられるかという程度問題でしかない。