昆虫のハネカクシは、羽があるとは思えない外見をしているが、飛ぶことが出来る立派な後羽をもっている。
羽をしまう様子はいつもすごいなあと思うのだが、ツイッターでその動画が流れてきた。
ハネカクシが翅を隠す動画。 pic.twitter.com/GJqTGrJfWp
— FUMIHIKO HIRAI🐝昆虫スローの人 (@uta_31) July 1, 2018
もっと自由に。
昆虫のハネカクシは、羽があるとは思えない外見をしているが、飛ぶことが出来る立派な後羽をもっている。
羽をしまう様子はいつもすごいなあと思うのだが、ツイッターでその動画が流れてきた。
ハネカクシが翅を隠す動画。 pic.twitter.com/GJqTGrJfWp
— FUMIHIKO HIRAI🐝昆虫スローの人 (@uta_31) July 1, 2018
先日の知恵袋の回答を見直して、なるほどと思うところをもう一度見てみる。
BPDは24時間365日自分を充す対象がいないと幼児期に起こった見捨てられ不安が起こり、気がおかしくなってしまう為です。そして、現実にその場にいる人からでないと、愛情を感じる事が出来ないのです。これは、対象恒常性という自分の中で自分を支える誰かのイメージの構築に失敗しているからです。(小さい時は大体お母さん)BPDは自分が愛されているという事をどうしても実感出来ないのです。 |
対象恒常性という言葉が出てきた。
これについては他のサイトから引用してみる。
対象恒常性・誠実さ、一貫性、信頼、不安の耐性の土台
対象恒常性とは、「ある対象が目の前から消えても、その対象自体はなくなっていない」という感覚です。 生後9ヶ月くらいの赤ちゃんに「いないいないばあ」をすると喜びます。これは対象恒常性が獲得されつつある時期だからです。 お母さんの姿が視界から見えなくなると、火がついたように泣きだす赤ちゃんは、「本当にお母さんが世界からいなくなってしまった!!」と思って泣いています。ですから、お母さんの姿がまた視界に入ると安心して泣きやみます。 成長するにつれて「お母さんが目の前にいなくなっても、お母さんの存在自体は消えてなくならない」、そして「今目の前のお母さんは怒っていても、お母さんの愛情自体はなくなってはいない」を学習していきます。 これが母親以外の対象や出来事にも応用されていきます。「先生に叱られても、自分の存在全体を否定されたわけではない」「この人は嫌な人だけれど、全ての人が嫌な人ではない」「今嫌な事が起きていても、世界全体が悪くなるわけではない」など。 対象恒常性は困難を克服するための、足元を固める地盤とも言えるでしょう。つまり打たれ強さです。 この対象恒常性の獲得が、「世界に対する無条件の信頼」「一貫性」「誠実さ」の土台となります。 大事な友人が今この場にいない時、ある人がその友人の悪口を言ってもそれに同調しない、或いはその友人のプライベートを詮索されても答えない、こうした態度も「今ここにその友人はいないが、ずっと存在している」という対象恒常性があればこそです。この態度を一貫して取れる人が「信頼の厚い人」になります。 対象恒常性の獲得が不十分だと、「常に足元がグラグラしている」「雨雲の向こうに青空があるとは思えない」という漠然とした不安感にさいなまれてしまいます。 この不安感が、しがみつき、依存、支配、執着、かまってほしい、かまわせてほしいに転じていくことがあります。
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なるほど、みごとにBPDの心を説明できているように思う。
傍にいてくれないと対象に対して一貫した信頼をもてないので、会えないと常に対象に不安を抱き、愛情を感じることが出来ない。依存、執着その他に繋がっていく。
自分の経験で、相手が会えないことから不安を募らせ、不安定化していったということがあったが、まさにそういうことだったのかと思う。
BPDの簡易診断テスト。
http://www.medical-heart.com/psycho%20check%20illness03.html
その時々によって結果は違うが、最近の自分はややあやしい。
玉石混淆のYahoo!知恵袋の解答から引用。
境界性パーソナリティー障害(BPD)の人の対人評価は「極端」であって、必ずしも「理想化-こき下ろし」ではないです。基本は「良い人-悪い人」「味方-敵」です。他にも「役に立つ-役に立たない」「大好き-大嫌い」という評価もあり得ます。 なぜかはご存知でしょうか?BPDの人は、自我のある部分が幼い状態に陥ってしまい、矛盾した2つの事象・感情を統合理解することが非常に苦手だからです。全てオールorナッシングなのです。これはパーソナリティー障害全てに共通する症状です。
2.ターゲットとはBPDの人が自分の欲求を充す事を期待する対象を指します。質問者様が「もういらない完全に見限った人」となっていなければその「こき下ろし」はわがままか駄駄コネです。 3.BPDは治療可能です。「治したいという意思」「カウンセラーとの強い信頼関係」「質の高いカウンセリング」「弁証法的行動療法」「適切な投薬」で早ければ2-3年で回復します。このまま付き合うのであれば治療をお勧めします。必ず治ります。 長文失礼しました。以下は参考です。 【BPDだけでなく人が人生で求める対象】
境界性人格障害の見捨てられ不安と行動化?について Yahoo! 知恵袋 |
自分の経験でも非常にわかる。
二値的にしか物事をとらえられず、何かをきっかけに勝手に強い不安に埋没していったようだった。あとは妄想と混乱と投影と分裂と正当化。
この人は治ると断言している。ただし条件として当然の如く「治したいという意志」が一番に上がっている。これがない限り、改善の余地はないだろう。これがある人には、弁証法的行動療法でかなり改善できる可能性があるのだろう。
必ず治ると断言しているが実際はどうだろうか…。まずは治療を受けないことにはどうにもならない。
つらいことが起きた時、それを乗り越えなければならない。
現実が変えられないのであれば、少しでも早く回復した方がいい。
そんなときは負の感情を吐き出すことが大切という。
その負の感情を外に向かって(紙に書くでもいい)表明することで、回復が早くなると言う。それがエモーショナル・ディスクロージャー。
アメリカの心理学者の実験では、1日20分、エモーショナル・ディスクロージャーをさせたグループと、させなかったグループを分けた。
その結果、エモーショナル・ディスクロージャーをさせたグループのほうが1週間後の気持ちが明るく安定し、更には数カ月後に再就職率を比べたところ、エモーショナル・ディスクロージャーを行ったグループは53%、何もしなかったグループは14%という結果になったという。
愚痴を聞いてもらう、日記をつけるなど何らかの方法で負の感情を吐き出すことが、心の安定、前向きな再スタートに繋がる。
***
しかし、BPDのパートナーが突然訳もわからないまま豹変して暴言や暴力をはじめたり、音信不通になったりする場合、どう受け止めればいいのだろうか。
受けるショックが大きく、現状の認識がかなり難しい。何故そうなったのかがわからない。なんとか回復できるのではないかと努力してしまう。自分が悪かったのかと責めたりもしてしまう。
いろいろ調べるなどしていて、ようやくBPDなどの精神疾患の可能性に気付く。しかしそこには治るとあったり治らないとあったりして、現状をつかみかけるも、今後を見通せない。
本当に厄介だ。BPDは、普通の人のように理解できる別れを提供してくれたりはしない。自己本位に相手をぶった切る。
そのまま潰されてしまって、仕事を失ったり、生活を破壊されてしまうのが一番まずい。
医療の助けを借りて支援を続けるという選択肢があるが、家族でないのなら相手を見捨てるという選択肢も考える必要がある。
***
ネットや書籍等いろいろ見ていると、【試し行為】としてついたり離れたりを繰り返す場合のほか、相手が突然分かれを切り出し、そのまま音信不通になること、相手がパートナーを乗り換えながらまた戻ってきたり、複数人に対してパートナーの様に振る舞い続けてまた同じ人を相手にするようなことがあるようだ。また、別れも言わずに音信不通になるようなこともある。そのあたりは人それぞれ、相手や置かれた環境等にもよるだろう。
【試し行為】として分かれを切り出す場合は、基本的に相手への執着があるが、複数人を同時に渡り歩いているなら、誰に対しても特段に執着はしていないかもしれない。飲み込まれ不安や脱価値化で相手を拒絶しはじめていれば、憎悪すら抱いており、何をしても無駄に思える。相手は1か0かの判断しかできない。時間をおいて相手が気持ちを変えるぐらいしか可能性がない。同じ相手にふたたび執着を見せるかどうかはその人次第だ。過去の憎悪などなかったかのように悪びれもせずまた表れることもある。
なにしろBPDのパーソナリティは幼いので、自分本位で自分の感情に振り回されて幼子のように振る舞う。高機能型では日常生活でそれほど問題を感じさせないかもしれないが、自分が知る限り健常な人とは心の働きや行動に違いを大きく感じる。
感情の機微には敏感なので、憎悪に燃えていると意図的に相手の精神的なウィークポイントを狙って傷つけるようなこともするようだ。
そして、特に高機能型の場合はすべての責任は相手にあると思っている。
試し行為の範疇ではないと判断できる場合、相手が完全に拒絶しているのなら、離れるのが賢明ではないかと思う。
後者の場合、すべて相手の頭の中で起きていることが原因なので、自分に落ち度があるわけではないか、ホンの些細なことがきっかけに過ぎないだろう。
その場合、どう立ち回ってもパートナーだった人を相手にしようとしないか、怒りをたぎらせるだけだろう。相手にパートナーへの執着がない限り、打てる手はない。下手に動けばストーカー扱いされて通報されたり、周囲の人間関係を破壊される可能性がある。BPDは他人の操作に長けているから、極めて危険性が高い。
そういう存在であると言うことを認識する必要がある。過去にあったことはBPDが無限の愛情探しのためにつくりだした幻と考えた方がいい。
そこにたどり着くまで数ヶ月は時間がかかるだろう。それぐらいBPDは理想的な女性のように振る舞い、相手の心をつかむことに長けているし、相手のことを考えない唐突で理不尽な振る舞いは困惑、混乱を生み心を引き裂く。
相手は精神的な病を持っているのだと認識できれば、あとは怒りの感情を吐き出すなどして、なるべく早く精神を回復させるべきだ。そして自分の生活を取り戻さねばならない。
***
普通の恋人との別れと、BPDの行動は、かなりかけ離れている。
周囲の人は相手は「あなたへの愛情が冷めて、ほかの人に移ったのだ」というかもしれないが、そういう単純な理解は事実と異なる可能性が高い。「振られたのだからあきらめろ」、「現実を受け入れろ」という決めつけは的外れであろう。それは被害者を責め立てているだけだ。
ほかに乗り換えるために捨てるのではなく、勝手に不安に飲み込まれて相手を切り離しにかかったりする。そもそもありもしない無限の愛情を求めて相手かまわずさすらっているのがBPDだと思うべきかもしれない。
とにかく相手は健常な人とはちがう精神疾患の持ち主なのだ、という事実認識をしないとどうにもならない。
そこからようやく自分を取り戻すフェーズが始められる。そのためには、相手を見放してもかまわない。自分が相手に飲み込まれて非健全な精神状態にあれば、相手を支援することも難しい。
自分の生活と冷静さを取り戻し、そこから相手のことを考え直せばいい。
高機能型BPDは自殺したりしない。
低機能型BPDや中間的な人については自傷が目立てば強制入院が可能なので、そうした方向に持って行くべきだ。
こんな記事もあったな。
日経サイエンス 2010年7月号
しかし,脳画像などによる研究が進み,精神疾患は心ではなく,「脳神経回路」の病であることが明らかになってきた。例えば,うつ病では前頭前皮質の「領野25」と呼ばれる領域の活動が過剰になっていることが脳画像から見てとれる。また,治療後に症状の改善が見られた場合には,この領域の活動は低下するという。
領野25は恐怖や記憶,自尊心をつかさどる他の脳中枢の活動レベルを感知・調整している。したがって,領野25が機能不全に陥ると,こうした脳中枢の活動が調整されなくなってしまう。うつ病は領野25における異常な活動が関係する回路障害なのだ。
精神医学は,精神的現象に基づく学問分野から,神経科学へと移行しつつある。精神疾患が科学的に解明されることで,精神疾患の早期診断やより根本的な治療への道が拓かれ,精神疾患に一般の人々が抱くイメージが変わり,数百万人に上るといわれる世界中の患者が真に苦痛から解放されるときが来るだろう。
http://www.nikkei-science.com/page/magazine/1007/201007_062.html
スマホで自殺を防ぐという今月の日経サイエンスの記事。
まだ読んでないから今から読む。
米国では1999年から2016年の間に自殺率が28%高まった。特に中年女性では64%増,中年男性では40%増,10~14歳の女子や兵役経験者では増加率がさらに高い。自殺に正面から取り組む科学研究はこれまで少なかったが,無視できない問題となったため,政府系研究機関などが原因を究明する研究と予防策の開発に力を入れている。自殺予防に役立ち始めた新手法・新技術をリポートする。
http://www.nikkei-science.com/201808_086.html
自分もこの傾向がある。幸せが続くと信じられない。
機能不全家族で育った方は、何か幸せが続くと、「こんなに長く幸せが続くわけがない」といった、機能不全家族で育った結果生まれた無意識の信念が強く出てきやすい。そのため、不幸に戻るための材料を無意識で探してしまう。
— 共依存克服・夫婦問題カウンセラー 大村祐輔 (@takeheart_d) July 1, 2018
おそらく、BPDやACの人はこの傾向を強くもっているのだろう。
親愛を感じる相手との距離が狭まることでコントロールを奪われる不安を持ついわゆる飲み込まれ不安も背景はこのような傾向かもしれない。
関係ないけど、わかり易い図だったので。
鳥の超効率的な呼吸システムを説明する図。
鳥の呼吸や気嚢を説明するのに、わかりやすいと評価いただき
いろんなところで使っていただいている図を貼っておきます。 pic.twitter.com/qGDVbtomcK— 川崎悟司 (@satoshikawasaki) June 29, 2018
「同性同士で恋愛なんて不毛じゃない?」といわれた。「何が不毛なんですか」と聞いたら「同性間には子供が出来ないじゃない」といわれた。「じゃああんた子供つくるためにお付き合いしてんですか」と聞いたら「そんなわけないじゃない。好きだからよ」と返ってきた。俺達の恋愛となにが違うんだろう。
— 河童ふらり🫠 (@zwrzwsm2) June 30, 2018
よくある主題だが、難しい話だなあ。
ヒトは生物である以上、自分のコピーを残そうとする生物としての方向性からは逃れられない。体のしくみ、脳に基づく心の働きはまさにそのために淘汰され、進化し、適応してきた結果だ。
しかしながら、生物である以上、変異の幅がある。遺伝学的変異、発生過程における環境要因による変異、出生後の環境における変異等。その結果、必ずしも子孫を残すことだけに向いた個体だけではなくなる。多様性とも言う。
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多様性の中には環境変化にうまく適応出来るものを生じるものが出現することがあるので、個体ではなく種全体では子孫を残せる可能性を作り出すと言える。
たとえば家畜の場合、完全に均一であるなら取り扱いは容易になり、肉なり乳なりをとる上でも非常に都合がいい。しかし、遺伝的多様性を持たない集団は、ウイルスなど何かの要因であっという間に絶滅するリスクが高い。作りだした特定の品種が特定の疾病にかかりやすかったり、絶滅に瀕するようなことはよくおこる。
多様性は種の存続の上で重要だ。多様性が生じることは生物にとっては当然のこと。発生に失敗する個体がいたり、障害を持って生まれる個体がいるのもそういう範疇ととらえることも出来るだろう。
なお、遺伝的に同一であったとしても環境要因での変異は生じる。変異、多様性は必然だ。
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かつてのドイツでは精神科医がヒトラーにすり寄って、精神障害のある人達を虐殺した。そしてアーリア人のみを優秀とし、他人種、他民族を取り除こうとする優生主義に染まり、ユダヤ人(民族としてではなく人種ととらえ、キリスト教改宗者も区別しなかった)を虐殺した。その他、政治犯、同性愛者なども虐殺した。
同一性は集団の団結に都合がいい。権力を持ち集団を使って何かをやる場合、集団の統率のために同一性を強調したがる。我々は優秀で他は劣っているとしたり集団共通の敵を作り出すことはよく見られる。その完遂のため、集団内では差別や抹殺が行われやすい。
生物が持っている多様性はそういう場合に忌み嫌われるのだ。
最近の日本では、極右政権の元で2006年の教育基本法の改正で根本が変わり、多様性や自分に責任を持ち判断を出来る人間を育てるのではなく、国家のために尽くす同一性の高い集団を育てる戦前のような教育にシフトした。この傾向が強まれば、次は生物学的な同一性を求めはじめる可能性がある。
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生物にとって多様性は必然である。細菌のようなクローンであるはずの無性生殖集団でも、僅かずつ塩基配列の変化が起こり、それが環境要因などで淘汰を免れ集団に広まれば種としての変化になる。
個体にとっての幸せは、この多様性の前では問題ではない。単に多様性が生じ、その中で生き残れるものがあれば種としての存続が可能になると言う装置でしかない。
変異の幅の中心にある多くの個体では感情の根本には子孫を残そうという無意識があるから、どうしても同性の恋愛に否定感を持ちやすい。忌避感があるからこそ異性との間に子孫をもてる。同性忌避、兄弟親子間の忌避、子供を可愛いと感じるのもそのためのしかけだ。
我々の行動を縛る子孫を持とうとする傾向は、生物としての枷だとも言える。同時に誰か、何かを愛するのも同じ装置、同じ枷だ。
そういった装置のどれかがうまくはたらかない個体も生じる。枷が外れた状態が起きると言うことでもある。
だから、多様性の中では同性の恋愛も当然のように生じるし、そもそも恋愛感情を持たない個体も生じる。
体の方も多様性が大きい。平均の男性、女性からの変位は大きい。見た目は完璧な女性でも染色体レベルでは男性と言うこともある。
そういうことを考えると、多様性が生じるのは生物の必然。そう言うものだとしか言えない。子孫を残すことが生物の命題ではあるけれど、多様性の前では個体全てがこの命題を背負っているわけではない。
その集団がその時々の理由で多様性を取り除こうとすることがあるけれど、それは結果的に短期的に都合のいい結果を生むかも知れないが、長期的にはマイナスになりやすいことはおそらく正しいだろう。
高学歴になるほど子供の数が少なくなり、性モラルがゆるいほど子孫が残りやすかったりもする。
個体レベルで子孫どうこうと言っても仕方が無い。
同性愛は歴史的にも容認されたり規制されたり。
正しいなんて言えることはそもそもない。その時々の考え方や価値観があるだけだ。ただ、多様性を否定することは種の存続としては不利になる。子孫を残せない変異は自動的に取り除かれていくから手を下すまでもない。全ての国民をクローンで生み出すようにしない限り必然として生じる多様性を、社会としてどう受け止めるかという問題だ。
極めて強い淘汰圧を受ける以上同性愛遺伝子は存在しにくそうに見える。おそらくは遺伝子突然変異や発生過程の脳の発達で何らかの環境要因で生じるものが大半ではないかと思える。
***
冒頭のツイートに立ち返れば、同性の恋愛と異性の恋愛は、感情の働きとしては全く同じしくみによるものだ。対象が違うだけに過ぎない。
子供が出来ない以上その価値観や子孫を残すという生物としての命題の上では不毛ではあるが、感情の上で充分に幸福感があるだろう。男女の価値観や行動は差が大きいので、同性間の方がストレスを感じにくい部分はあるだろうし。
女性に理想の男性像を聞いていくと、中身がほとんど女性の様な男性になってしまうと言う話があった。女性間の場合、同性間の恋愛は異性間以上に幸せかも知れない。男性間の場合はよくわからない。
https://www.ushmm.org/wlc/ja/article.php?ModuleId=10007457