BPDの人は、時に辻褄の合わないことを言う。
たとえば、次の例は、離婚調停中の例だが、事実に反し、BPDの女性が自分が子供に暴力を振るっていたにもかかわらず、夫が暴力を振るっていたと主張している。
妻は調停開始から、私が妻と娘に暴力を振るっていた等の虚偽を主張しています。
妻の申立書にもそう記載されています。
私は、事実は逆で妻が私と長女に暴力を振るっていると反論しています。
録画の一部を証拠として提出しました。その他にも暴力を振るったと認める発言を録音しています。
妻は調停が始まってから、初めて私が数年にわたり妻との会話を録音していた事を知りました。
普通なら、ここで「嘘がばれると心証が悪くなるし、もう嘘をつくのは止めよう」とか「この話題には触れずにいよう」とか思うのでしょうが、妻は相変わらず主張を変えません。
https://ameblo.jp/yuichiro-papa/theme-10084960491.html
この投稿でも指摘されているが、BPDの人は妄想様観念を持ちやすい。事実関係とは別に、頭の中で妄想によって別の事実が作られてしまう。それを否定する事実を示す証拠があっても認めない。事実に合わなければ必ず問題になるのにそれをスルーする。事実より自身の思いこみの方が本人にとっては納得のいく真実なのかもしれない。
誰かに取り入るときに語る身の上話は、自分がより悲惨な目に遭ったことが誇張されたり、都合のよいように事実が脚色されたり、嘘が入ったりする。
他愛のない会話の中でも、自分の思い違いを決して認めないことがある。自分で思い違いに気付いても訂正せず、事実の方を曲げてしまったりもする。事実が相手にもすぐ確認できるようなことであっても。相手が確認してもだ。
BPDの人にとっては、事実であるかどうかよりも、自分にとっての都合のよさが優先してしまうようだ。
自分が否定され見捨てられないために、自分に一つの間違いもあってはならないと無意識に思っているらしい。
ボーダーの人の無意識な思考過程は、次のようなものです。
「もし私に間違ったことがひとつでもあれば、私の全てが間違っている。
皆は私を見捨てるだろう。
だから私には間違ったところなどあってはならない。
あるとすれば、それは誰かのせいだ」
http://seiwa-pb.co.jp/bpd_family/blog/2012/10/
○本当のことを言わない
BPDの人は故意に、無意識に、あるいはその中間で、嘘をつくことがあります。
中には、周到な嘘で始まり、真実として思い出されるものもあります。
嘘はストレスの中で起きることが多いようです。
嘘は次のような役目を果たす可能性があります。
・羞恥心が強くなるとき、それを払いのけてくれる。
自分に価値がないと感じる人は、状況をよくするために、どんな嘘でもつかなくてはならないと思い込む。
(自尊心が低いために、自分で間違いを認めることができない)
・真実が知られたら、自分が拒否されるという恐れを鎮めてくれる
・劇的な雰囲気を作り、注意を引く
・本当の感情を覆い隠し、強い外見を装う
http://seiwa-pb.co.jp/bpd_family/blog/2013/12/
まとめ
BPDの人はたびたび嘘をつく。対人操作のために嘘をつく。妄想を事実として扱う。嘘を事実と思い込んだりもする。
問題があれば他人に転嫁する。
そうすることで自分を守ろうとしている。