東京ドイツ村

最近まで東京ドイツ村という所を全く知らなかった。

イルミネーションを見に行きたいという人がいて、初めて知った。千葉のど真ん中、木更津近辺にあって「東京」を名乗るのにはびっくり。

人に聞いてみると「行きたい」と言っていて、結構知られているらしかった。知らぬは自分ばかりか。

行ってみると、広い園内は子供連れには楽しそうで、昼間から遊ぶとよさそう。夜になるとイルミネーション目当てでツアーの観光バスやらマイカーがどんどん押し寄せてくる。

すっかり暗くなる頃にはLEDのイルミネーションがまばゆいばかりに光り、向かい合う高台から見るとなかなか見事だった。

ただ、これは、恋人とかと行ってナンボという感じだ。一緒に見た、寒さの中、手をつないで歩いた、なんていう甘い想い出にして楽しむべきもので、そうでないとぎらぎらすぎるLEDや安易なネーミングなど、やや興ざめに感じてしまう部分がなくもない。

行ったときにはマジックの芸人がショーをやっていたのだが、ライブの大道芸を楽しませて貰った。こういうものは、やはり目の前で見てナンボだ。

Endless Love


TITLE : Endless_love     DATE : 1998/3/20

Endless love
(Poem by 轟木敏秀)

あなたを愛してる
愛しくて悲しくて
一秒でもながく
あなたを感じていたい
どこまでも蒼い無音の中に
ふたり抱き合い
愛に満ちた泡になって
あなたの息づかいも
あなたの鼓動も
すべて私のもの
私の想いも
私のこころも
すべてあなたのもの
とても暖かく
心穏やかにたおやかに
すべてを忘れ
永遠の時の中を
揺れながら漂いながら

*  *

このイラストは、依頼により描いたものである。
当時、私はアマチュアのイラストレーターとして、時折Niftyserve,その後はインターネット上にHPを開設しイラストを公開していた。
ある日メールでイラストの依頼を受け取った。そのメールの主は轟木敏秀氏。
氏はホームページを公開されていたのだが、訪れてショックを受けた。氏は筋ジストロフィーの患者で、筋肉が萎縮し、いずれ遠くないうちに若くして亡くなると言う方だったのだ。

その氏が恋人のためにイラストを送りたい。それを描いて欲しいというのだ。その依頼を受けて出来上がったのがこのイラストだ。

その後、轟木敏秀氏は平成10年8月3日永眠されている。

HPは主治医の福永秀敏氏が著作権を継承し、今も公開されている。
福永秀敏氏は著作の中で轟木敏秀氏について触れられており、本イラストも収録されている。

[轟木敏秀のホームページ]

心の病

心の病に関心を持つ人は、おそらく自分自身の心に何かを抱えている人が多い。

知りあいの結婚相手は某メーカーのカウンセラーだが、やはり自身の心に問題を抱えていると言っていた。臨床心理士を目指す人、実際になっている人も、そういう人が多いらしい。

自分自身も大学では随分心理の講義をとったり個人的に勉強したし、卒業後、学校現場があまりに子供たちの心理的問題に無関心であったので、一時は臨床心理士の資格を取ろうかと考えたこともある。

それも結局は自分自身の中に抱えていた問題の解決をもとめてさまよったあげくでもある。

またいずれ、このあたりの話を書いていければと思っている。