うつ病の原因の一部は体内の炎症?

こんな興味深い記事があった。

 

うつ病の一部は「体内での炎症」が原因か:研究結果

一部のうつ病患者は、体内で炎症が起きていることを示す「C反応性タンパク(CRP)」の数値が高く、これが「意欲」と「報酬」に関連するの領域間の「交信障害」に関係しているという研究結果が発表された。

TEXT BY EMILY REYNOLDS
TRANSLATION BY HIROKI SAKAMOTO/GALILEO

WIRED NEWS (UK)

https://wired.jp/2015/12/06/inflammation-depression/

 

幼児期記憶は蘇る?

TOCANAなので、鵜呑みには出来ないが。

【朗報】赤ちゃんの時の記憶は消えていなかった事が判明! 誰でも脳にレーザー刺激で蘇る… 常識崩壊!(最新研究)
http://tocana.jp/2018/07/post_17545_entry_2.html

ネズミの実験だが、大人は覚えていて、同じ状況では恐怖で動かなくなってしまう体験を、幼いネズミはすぐ忘れてしまうと言う。幼児期健忘であると。

このネズミの海馬にある歯状回をレーザーで刺激してやると、その恐怖を思い出し動かなくなるそうだ。

幼児期健忘は、記憶がなくなるのではなく、記憶を読み出せなくなるためということになる。

この時期の満ち足りた記憶と、どうせ覚えていないからと邪険に扱われた記憶は、意識に登らずともその後に大きく影響しているのかも知れない。

もちろん、成長期の脳への刺激は、当然脳の成長に影響するであろうから、これがその後のいろいろな問題の原因になっているだろう。海馬や前頭連合野への影響は知られる。

うつ病,強迫性障害,PTSD…脳の原因回路

こんな記事もあったな。


日経サイエンス  2010年7月号

うつ病,強迫性障害,PTSD……見えてきた脳の原因回路

T. R. インセル(米国立精神衛生研究所)

しかし,脳画像などによる研究が進み,精神疾患は心ではなく,「脳神経回路」の病であることが明らかになってきた。例えば,うつ病では前頭前皮質の「領野25」と呼ばれる領域の活動が過剰になっていることが脳画像から見てとれる。また,治療後に症状の改善が見られた場合には,この領域の活動は低下するという。

領野25は恐怖や記憶,自尊心をつかさどる他の脳中枢の活動レベルを感知・調整している。したがって,領野25が機能不全に陥ると,こうした脳中枢の活動が調整されなくなってしまう。うつ病は領野25における異常な活動が関係する回路障害なのだ。

精神医学は,精神的現象に基づく学問分野から,神経科学へと移行しつつある。精神疾患が科学的に解明されることで,精神疾患の早期診断やより根本的な治療への道が拓かれ,精神疾患に一般の人々が抱くイメージが変わり,数百万人に上るといわれる世界中の患者が真に苦痛から解放されるときが来るだろう。

http://www.nikkei-science.com/page/magazine/1007/201007_062.html

 

スマホで自殺を防ぐ

スマホで自殺を防ぐという今月の日経サイエンスの記事。

まだ読んでないから今から読む。


自殺を防ぐ
L. デンワース(サイエンスライター)

米国では1999年から2016年の間に自殺率が28%高まった。特に中年女性では64%増,中年男性では40%増,10~14歳の女子や兵役経験者では増加率がさらに高い。自殺に正面から取り組む科学研究はこれまで少なかったが,無視できない問題となったため,政府系研究機関などが原因を究明する研究と予防策の開発に力を入れている。自殺予防に役立ち始めた新手法・新技術をリポートする。

http://www.nikkei-science.com/201808_086.html

 

知能が高い人の脳ほどネットワークがシンプル

ネイチャーに面白い論文が。

「知能の高い人の脳ほど、神経線維が発達しておらず、神経回路がシンプル」

https://www.nature.com/articles/s41467-018-04268-8

 

シナプスの刈り込みが進んでシンプルになるのだろうな。

トコトンディープな思考を続けた結果、感覚的に早く深く物事が理解できるようになる実感としても、納得がいく。